昭和で時が止まっていた元下宿をリノベーション

東急東横線の白楽駅より徒歩6分、六角橋商店街を抜けた先にある元下宿をカリアゲました。

築年数不詳ですが、築後おおよそ80〜90年と推定されます。

建物の至る所が朽ち、昭和で時が止まったような物件でした。

 

建物が縦半分に区切られた長屋でしたが、室内で2区画を繋げて1棟の戸建として貸し出すことにしました。

玄関二箇所と1階の中央の仕切りは残すことで、店舗や事務所+住居というような使い方ができるようなっています。

2階は仕切り壁を撤去し、壊れていたサッシも全て交換することで、自然光がたっぷりと差し込む開放的な空間になりました。

 

また、オーナー負担による耐震改修工事も行いました。

各構造部材に制振ダンパーを取り付けるという手法で、手頃な価格でできるだけでなく、新しい柱や梁を設置する必要がないためレイアウトがより自在になります。

 

種別

リノベーション

所在地

神奈川県横浜市神奈川区白楽

構造規模

木造2階建

計画面積

117㎡

設計

ルーヴィス

施工

ルーヴィス

施工管理

渡邉もえ

撮影

中村晃